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2022年09月25日

痛みが少ない大腸カメラをめざして

令和4年9月富士フィルム社製下部消化管用極細径スコープEC760XP/Lを新規導入しました。内視鏡スコープの径が9.3mm(鉛筆が8mm)と通常のスコープよりかなり細いスコープです。痩せている・体が小さい・便秘の患者様は、お腹のなかで大腸が密に折りたたまれることによってS字カーブが多くかつ急になります。この急カーブを大腸カメラが通る際、無理やり押し込むと圧力がかかり腸が伸びてその部分に痛みが生じます。よってS字カーブが多くてきつい患者様には、大腸カメラが太くて硬いと痛みが強くなり、細くて柔らかいと、大腸の壁に沿って挿入される結果痛みが少なくなります。
特に痛みの強い患者様には、検査直前から鎮静剤を使用し、2名の優しいスタッフが声をかけながらゆっくり検査を行っています。
以前大腸カメラの検査を受けた際、「痛みが強くて検査はもう受けたくない!」と思っている患者様には朗報です。

下部消化管用 極細径スコープ EC-760XP/L

760-1痛みが少ない大腸カメラをめざして




Posted by しみず胃腸内科 21 at 16:12│Comments(0)
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